3.掃除機の選び方。値段が高ければ良いとは限らない。

 家電製品のなかでも、掃除機は各メーカーいろいろな種類を発売しており、家電量販店の掃除機コーナーには大小さまざまな掃除機が展示されています。

 どれを買ったら良いかは個人の自由ですが、値段やイメージで買っても、あとから後悔することが多いのが掃除機です。

 

 代表的な掃除機の種類としては、

 

1.一般的な紙パック式掃除機

2.今はやりのサイクロン式掃除機

3.持ち運びに便利な、ハンディークリーナー

4.プロが使っている業務用掃除機

 

 などがあります。

 

 では、購入するにあたってどのような点を考えて購入するかポイントを抑えましょう。


ポイント1 吸い込み力

 値段の高い掃除機の代表ともいえるダイソン。しかし吸い込み力を表す数値では250w程度。一般的な、紙パック式が500~600wですので、価格の割りに吸い込まないという悲しい結果。吸い込み力で言えば紙パック最強。

 

ポイント2 とりまわしよ良さ

 強力になればなるほど、モーターの大きさが大きくなるので、ちょっとした食べかすなどを掃除するのにはハンディークリーナーが便利です。

 ですが、ハンディークリーナーの吸い込み力は50w程度なのでジュータンのお掃除などには不向きです。

 

ポイント3 頑丈さ

 プロが業務用掃除機を使用する理由として、とにかく頑丈という点があります。吸い込み力は300w程度で弱いのですが、かなり丈夫なので家庭で使用する程度では10年以上使用することが出来るでしょう。

 ゴミタンクの容量も家庭用の何倍もあります。デメリットとしては、吸い込み力があまり強くないのと、タンクが大きい分取り回しは最悪です。

 ブラシの長い特殊なノズルが付属でついていて、ホコリを除去するにはとても便利です。

 

ポイント4 排気のキレイさ

これは、掃除機のメーカーやタイプによって様々ですが、
汚い← ハンディ 業務用 紙パック サイクロン →綺麗

という場合がおおいと思いますが、紙パックでも、サイクロンよりも排気の綺麗な高性能タイプも出ています。価格はダイソンと同程度です。

 

以上のポイントから判断すると…

 

 家庭用の一般的な掃除機を購入して、業務用の掃除機のノズルを使用するなどし、あわせて気軽につかえるハンディークリーナーを使用するのがお勧めです。

 

 じつは、ヤスホームサービスでもハウスクリーニングでは家庭用の600W掃除機に業務用ノズルを改良して使用しています。

 理由としては、小さいのでとりまわしがきいて、吸い込みが強力であるのと、一般家庭の掃除ではそれほどタンクの容量は必要ないからです。

 他のハウスクリーニング業者が、業務用掃除機やダイソンを使用している理由は、プロはプロの特殊な道具を使用しているというイメージをくずさないためのパフォーマンスから業務用掃除機を使用しているにすぎないのです。

 

 

 

 

例えばプロはこんなものを使っています。↓

○マキタ 充電式クリーナー18V

 

充電式なのに吸い込みもよく、とても使い安です。
最近では、ご家庭でも使われるようになってきました。

さっと使えて、さっとしまえる。取り回しの良さは最高です。

新幹線のお掃除おばちゃん部隊が使っているのも有名です。


○日立 業務用掃除機

 

紙パックでも、専用のフィルターでも両方使えます。

タンクが大きいので、大きな現場では大活躍です。

吸い込みは抜群で、床に吸い付くような強力さです。

業務用に耐えられるようにモーターが丈夫で、10年以上使えます。

業務用なので、何年たっても修理できます。
排気は悪く、音も大きいです。


○エレクトロラックス社 エルゴスリー

 

北欧生まれの高級掃除機です。

この掃除機は超静かです。エコモードならほぼ無音です。

 

モーター音がほとんどしません。夜中でも近所迷惑になりません。

排気も空気清浄機なみのキレイさです。

家庭で使うなら、ダイソンより、こちらを絶対お勧めします。

 

紙パックの価格が高いです。